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株式会社la・ampleur

岸田 啓吾

京都府京都市山科区

縫製OEM製品の製造をしている会社です。子供向けの自社ブランドも販売しています。

5年前に家業を継ぐために戻ってきました。

僕自身、全く違う業界にいたんですが、家業を継ぐことになって、戻ってきて、会社に入ったのが、もう5年前です。当時、OEM製品の製造をメインにしていたんですが、アパレル業界も厳しいこれからの時代、自社でできるブランドを立ち上げる必要があるんじゃないかと考えていました。

自社ブランド立ち上げのきっかけは、弱視になった姪っ子のために作ったアイパッチ。

僕の妹の娘(姪)が3歳になった頃に、片方の目の視力が育たない「弱視」という病気が見つかりました。そこから、小さな顔へのメガネ生活がはじまりました。治療ために、見えている方の目を隠し、視力の出ない方の目のトレーニングをしていたのですが、目をシールで塞ぐので、姪は嫌がりますし、かぶれたり、疲れたりと毎日苦痛だったんです。
そんな時に、妹(姪の母親)がもっと苦痛なく楽しくできないかと考えて、姪っ子のために作ったのが、「布製アイパッチ」でした。

可愛いアイパッチを使ったことで、姪の視力はしっかりと回復。同じ悩みを抱えるママさんたちのファンもとても増えました。

強みは、縫製関係の製造を全て一貫して対応できるところ

うちでは、縫製に関する製造を一貫して対応しています。
例えば、パターン作成、生地・資材仕入れをして、裁断から縫製までの一連の流れです。縫製職人さんとのつながりが多いので、確かな品質で製造ができます。

アパレル業界は、今や低価格競争が激化。利益率が低下している。

業界全体の問題ですが、コロナの影響もあって、オンラインショッピング、ファストファッションが勢いを増す中、低価格競争が本当に激しくなっています。
その影響はやっぱり工場も受けていて。。。
利益率が異常に下がってしまっていますね。なので、このままOEM製品の請負ばかりをしていてはいけないなと。自社ブランドをもっと強化していきたいです。

環境に優しく、人に優しい製品を。

自社ブランドでは、SDGsへの取り組みを実施しています。今後の取り組みとして、オーガニック商品も以前少し展開していたので、こちらを再度製造したいとも考えています。
子供用だけでなく、福祉にも役立つような商品もあるので、地域の福祉にも貢献できたらと思っています。

大切なのは、人とのつながり。それが、お客様に喜ばれる商品への大きな力に。

今回のマルチソロさんとの仕事もそうですが、縫製の職人さん、ママ友さんとか、いろんな人とのつながりで、このブランドは大きくなっていくと思っています。そうやってお客様に喜ばれる商品をこれからも作っていきたいです。

・つくるひとの情報・

会社名株式会社la・ampleur(ラ・アンプルール)
所在地〒607-8355 京都府京都市山科区西野大鳥井町63-45
設立2010年
TEL075-502-0385
Mailkeigo@la-ampleur.jp
公式サイトhttps://www.la-ampleur.jp/
https://la-ampleur.stores.jp/

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